木津宗詮2020年1月16日4 分和歌御会始(わかごかいはじめ)「和歌御会始」とは、毎年1月に宮中で催されている現在の「歌会始の儀」のことです。本日、令和の御代になり初めての宮中歌会始の儀がめでたく執り納められました。天皇陛下の御製は、 学舎(まなびや)にひびかふ子らの弾む声 さやけくあれとひたすら望む...
木津宗詮2020年1月15日2 分進物むかしの日本では上質の料紙(和紙)は貴重品で広く進物として喜ばれていました。古くは朝廷や公家が消費者でしたが、武家の台頭とともに和紙の原産地を武家が握ることになり、上質和紙である杉原紙は武家が独占することになりました。そして鎌倉時代には杉原紙は幕府の公用紙となり文書用紙とし...
木津宗詮2020年1月13日2 分ちょろけん松村呉春のちょろけんの絵に、大徳寺443世 断橋宗扶(だんきょうそうふ)が着賛した軸です。 子ハまける をやちハたゝく 其中を とりさへ かほに たつや 千代老 賢 紫林雲林断橋戯題(花押) ...
木津宗詮2020年1月10日2 分十日えびす恵比寿神は大黒天、毘沙門天、弁才天、福禄寿、寿老人、布袋の七福神の一柱です。恵比寿神・蛭児命(ひるこのみこと)は伊弉諾岐命(いざなぎのみこと)と伊弉諾美命(いざなみのみこと)との間に生まれた最初の子です。しかし体に障害があったため葦の舟に乗せられて流されてしまいました。恵比...