木津宗詮3月3日2 分金の鱗むかしむかし、中国の聖天子舜が、黄河の氾濫を治めるように鯀(こん)に命じましたが失敗し、その子の禹(う)がそれを引き継ぎ治水工事に成功しました。そして舜から天子の位を禹ゆずられて夏王朝を立てました。禹は黄河上流の龍門山を三段にして水を排除しました。その結果そこに三段の爆布(...
木津宗詮3月3日2 分コケコッコー日本では鶏の鳴き声を「コケコッコー」と表現します。アメリカでは「コッカドゥードゥルドゥー」です。ためしに調べてみました。 イギリス トゥイートゥイートゥイー スペイン クィクィリクィ フランス コックェリコ ポルトガル クィクィレクィ イタリア ココリコ ロシア クカレクー...
木津宗詮3月2日1 分知恵かつて小学5年生だった息子は特に稽古をしているわけでないのですが、 1月3日におじいちゃんとおばあちゃんにお茶を点てました。息子は遊びの延長線のつもりだったみたいですが、途中からおじいちゃんは真剣に稽古をつけ始めました。わたしの家の茶席は逆勝手の向切という珍しい構えの席です...
木津宗詮2月28日1 分清く世をわたる売茶翁詠草短冊 名を賣らむこゝろハあらて木の芽烹る すまひに清く世をわたる也 売茶翁八十六歳の時の作になる詠草。銀砂子を散らした短冊に、自らの茶は売名のためではなく、清く世を渡るために嗜むのであるという心境を和歌に詠じています。なお、南画家で煎茶習軒流の家元でもあった坂田習...