木津宗詮2023年12月30日4 分火箸茶の湯で用いる火箸は、鉄や砂張、真鍮、南鐐、素銅、黄銅などの金属を材とし、槌で打って延ばす打延べ、中が空洞の素張(張抜き・袋張)、金型に溶湯を鋳込む鋳ぬきなどの製法により造られます。また古社寺の瓦釘を利用したものもあります。形状は丸形や角形、櫂形、菱形など種々あり、装飾とし...
木津宗詮2023年12月29日1 分長閑初代松斎宗詮の「郡宛書状」を掛けました。 昨今存外長閑ニ 相覚へ申候然ハ 南紀ゟあさり貝 任到来進上仕候 當年 □にて風与 浅利とる 人や 目出度 年の くれ 可笑〳〵 かしく 卜深庵 朧廿九日 郡様 尚々御令室様へ りうゟ 宜敷申し上呉候様 申候かしく...
木津宗詮2023年12月26日1 分年末御祝儀30年来の社中で信楽焼の作家の古谷和也さんの茶碗です。毎年年末御祝儀として作品を持ってきてくれます。昨夜の稽古で早速使いました。手捻りで光悦風の作行きです。飲み心地もよく、お茶も点てやすい作品です。