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3月11日 稽古場の床
黄檗山万福寺第2世木庵性瑫(もくあんしょうとう)筆になる茶の置字を掛け、伊賀焼耳付花入に菜の花と桃を入れました。 茶 相対不用 千杯酒一盞 清茶也酔人 黄檗木庵(印) 茶 相い対して千杯の酒を用いず、 一盞(いっさん)の清また茶人を酔わす...

木津宗詮
2024年3月17日読了時間: 1分


3月13日 稽古場の床
3代聿斎宗泉の竹画讃を掛け、安南染付花入にクリスマスローズを入れました。 そのかけかおらか世界や雀の子 露真 (印) 取り合わせの良いもの、調和して絵になるものとして松に鶴、梅に鴬などがあります。竹に雀もそのひとつです。...

木津宗詮
2024年3月17日読了時間: 1分


3月14日 稽古場の床
有隣斎筆横物「柳緑花紅」です。花は加茂本阿弥と西王母、木瓜を唐銅熨斗形花入に入れました。そして書院に初代松斎宗詮書付の貝香合を利休三百五十年忌記念の利休梅帛紗に載せ、袋棚にはアンコールワットの石を桂盆に飾りました。

木津宗詮
2024年3月17日読了時間: 1分


3月16日 稽古場の床
一啜斎筆になる道歌を掛けました。加茂本阿弥と西王母・山茱萸を一指斎の竹置筒「竹の葉山」に入れました。 すくなるも又曲れるも おしゑ草茶湯に ふたつ無きとこそ しれ 枝雲庵宗守(花押) 真っ直ぐにありのままに教えるのも、曲がった素直でない教えも、どちらも茶の湯の教えです。まっ...

木津宗詮
2024年3月17日読了時間: 2分


2月25日 稽古場の床
大徳寺管長高田明浦老師の「梅花凌寒開(梅花寒を凌いで開く)」の一行を掛け、武者小路千家十一代一指斎好みの置筒「吾妻つと」に白玉と曙椿を入れました。 掛物は私の半白のお祝いに老師から頂いた品です。花入は一指斎が明治6年10月から約2ヶ月東京に赴き、水戸藩邸で連会茶事を催した時...

木津宗詮
2024年3月12日読了時間: 1分


愈好斎好み色絵三人形蓋置
戦前の大阪の金工大森長兵衛(金長)と塗師川端近左の合作です。同様の好みに突羽蓋置や一閑人蓋置があります。まことに繊細で美しい蓋置です。

木津宗詮
2024年2月27日読了時間: 1分


2月22日 稽古場の床
近衛文麿の「魚鳥来親人(魚鳥來て人に親しむ)」。胡銅熨斗形花入に藪椿と水仙を入れました。 近衛文麿は武者小路千家先々代家元の門人です。昭和15年、利休三百五十回忌と紀元二千六百年を記念して再建された家元茶室弘道庵の扁額を揮毫しています。なお実弟水谷川忠麿が篆刻しています。忠...

木津宗詮
2024年2月24日読了時間: 1分


2月19日 稽古場の床
南禅寺334世、南禅寺派7代管長加藤至道筆になる一行「弄花香満衣(はなをろうせばかおりころもにみつ)」を掛け、井村侊生作信楽蹲花入に西王母と白梅・水仙を入れました。 出典は、唐代の詩人于良史作『春山夜月』という題の五言律詩です。 春山勝事(しようじ)多し...

木津宗詮
2024年2月19日読了時間: 1分


安田是誰作 竹茶杓 庭田重嗣歌銘
安田是誰70歳の作になる茶杓で、公家の庭田重嗣が、 手にとるも世に幾しほの数ならむ こ丶ろをこむる竹の一節 と和歌を認め、是誰が「行年七十歳作之(花押)」と署名し、裏千家円能斎が箱書をしています。

木津宗詮
2024年2月19日読了時間: 1分


2月15日 稽古場の床1
午前の稽古の床は大綱和尚の円相を掛け、前に伊賀焼耳付花入に有楽椿と梅を入れました。

木津宗詮
2024年2月16日読了時間: 1分


2月15日 稽古場の床2
夜の稽古は涅槃図を床に掛け、時代華籠に椿の散華を手向ました。今日はお釈迦さんが入滅した涅槃会です。

木津宗詮
2024年2月16日読了時間: 1分
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